OnePlusは、このところOnePlus 7やOnePlus 6用のAndroid Qの開発に力を注いでいます。
それは2019年末を目処に正式リリースを予定しており、先日はそのBeta 3がリリースされました。
見た目にはあまり大きな変化はありませんが、OnePlusは同社のOxygenOSにいくつかの大きな新機能を追加しています。
もくじ
マシンの全てをゲームに捧げる「Fnatic Mode」
OnePlusは、OnePlus 7 / 7 Pro向けの最近のアップデートで「Fnaticモード」というゲーム用のモードを用意しました。
Fnaticとは、イギリスのロンドンに本社を置くプロのゲーム集団です。
2004年に設立され、今やそこには世界中の有名プレイヤーが集まる場所です。
Fnaticモードは、OnePlusとFnaticのコラボレーションから生まれた、Fnaticのプレイヤーたちが最高のパフォーマンスをするために用意された最高のゲームモードです。
OnePlus 7 / 7 ProのFnaticモードを有効にすると、スマートフォンの全てのリソースをゲームだけに集中し、たとえ動作の重いゲームであってもより快適に遊べるようになります。
Fnatic Modeは、どうやってゲーム性能を上げるのか
- Snapdragon855チップセットの力を、全てゲームに集中
これはゲームプレイ時のフレームレートを最大限に高めます。 - 低レイテンシーのゲームプレイ
ゲーム以外の通信を全てカット。遅延を最小化し、ゲームプレイをより快適に。 - Advanced D ND機能
全ての通知や通話をブロックし、スマートフォンを一時的にゲーム専用マシンへと変えます。
ゲームのための新機能「Game Space」
OnePlusは、Fnaticモードに続き「Game Space」という新機能を追加しています。
Game Spaceの特徴や機能をまとめると以下のようになります。
- インストールした全てのゲームは、Game Spaceから起動することができます
- それぞれのゲームをどのくらいの時間プレイしたのかが記録されます
- Fnaticモードへの移行がワンタッチで可能です
お気付きのように、Game Spaceのそれ自体は目新しい機能ではありません。
ゲーマーにとって便利な様々な機能を1つに集約したものです。
Android QベースのOxygenOS Beta 3の完成度は
このOxygenOS Beta 3は、OnePlus 7 / 7 ProだけでなくOnePlus 6 / 6Tにもインストール可能です。
まだところどころに不安定な部分を残しているので、普段使いのスマートフォンにインストールすることはお勧めしませんが、OnePlusの最高のゲーム環境を試してみることには価値があるでしょう。
まずはGoogle Pixelスマートフォン向けに、最初の安定したAndroid Qのリリースが行われるでしょう。
そしてそれを元に、OnePlusが次のメジャーアップデートを速やかにリリースしてくれることを祈っています。