XiaomiのRedmi K20 Proは最近中国やインドで発表されました。
これは他社のフラッグシップモデルと並ぶスペックを持ちながら、驚くほど安い価格で発売されています。
Xiaomiは公式に発表してはいないものの、今年後半にはロシアとポーランドの両方の市場でこれを"Mi 9T"という名前で発売するという確かな情報が入ってきています。
Redmi K20 Pro / Mi 9T Proのスペック
- チップセット:Snapdragon 855
- RAM:6 / 8GB
- 内部ストレージ:64 / 128 / 256GB
- ディスプレイ:6.39インチ有機EL(2,340x1,080)
- メインカメラ:48MP + 13MP + 8MP(トリプルカメラ)
- セルフィーカメラ:20MP(ポップアップカメラ)
- バッテリー容量:4,000 / 3,300mAh(ワイヤレス充電非対応)
上記スペック表のデータから、Redmi K20 ProとMi 9T Proは昨年発売されたPocophone F1の実質的な後継機と呼ばれています。
チップセットには最高のSnapdragon855、6 / 8GBのRAM、64 / 256GBの内部ストレージ、27Wの急速充電、そして指紋センサーを内蔵した6.39インチの有機ELディスプレイを搭載しています。
これは明らかにフラッグシップモデルのそれです。
さらに20MPのポップアップ式セルフィーカメラと、48MPの標準レンズ付センサー、超ワイドレンズ付13MPセンサー、2倍望遠レンズ付8MPを備えたトリプルカメラシステムも搭載しています。
このスマートフォンの最も驚くべき点はその価格。
最高のオプションを選んだとしても、わずか5万円で買うことができます。
ヨーロッパでは値段が上がってしまうでしょうが、戦略上それでもOnePlus 7を下回る価格に収まる価格で発売されるでしょう。
フラッグシップモデルを安く手に入れたいユーザーにとっては最高の選択肢の一つとなります。
Redmi K20 Pro / Mi 9T Proに欠けているもの
- 防水防塵:非対応
- ワイヤレス充電:非対応
- 外部ストレージ:非対応
Redmi K20 ProとMi 9T Proはフラッグシップモデルのスペックを備えていますが、低価格を実現するために犠牲にしている点もあります。
防水防塵性能はなく、プールサイドやバスルームでの使用頻度が高いユーザにとっては、残念ながら選択肢から外れるでしょう。
ワイヤレス充電に対応していないことはそれほど影響しないでしょう。その代わりに27W高速充電に対応しており、短時間で充電することができます。
外部ストレージには非対応のため、多くのゲームや動画を詰め込みたいユーザにとっては256GBの内部ストレージが必須です。
本物のフラッグシップキラー Pocophone F2は夏に登場か
現時点でXiaomiは明言していないが、Pocophone F2の登場は夏になる予定です。
Pocophone F2は、Mi 9T Proよりもさらにやすくなる可能性があります。その主な理由は、ボディに安い素材を使用するためです。
Mi 9T Proは、すでに驚くべき価格で素晴らしいスペックを提供しているので、Pocophone F2がXiaomiの端末ラインナップの中でどのように位置付けられるのかは興味深いところです。