もくじ
セルフィーカメラが右下に?それってどうなの
Xiaomi Mi Mix 2のセルフィーカメラの位置は、なんと液晶ディスプレイの右下に配置されています。
右利きの多い日本では、ちょうど握る場所がカメラであることはちょっとどうかなと思います。
Xiaomiはその対策として、セルフィーを撮影するときはスマホ本体を180度回転させて持つことを勧めています。
Mi Mix 2 のセルフィーカメラは5MPの解像度です。
それは日照条件の良いときは素晴らしく鮮明な写真が撮影できますが、やや暗めな室内では著しく悪化します。
動画はフルHDの解像度で撮影することができます。品質は十分です。
メインカメラの画素数、実力は?
Xiaomi Mi Mix 2のメインカメラは、非常に安定した光学手ぶれ補正とセットになったSony製 12MPのIMX386センサーを備えています。
同じセンサーを備えたスマートフォンとしては、Mi Max 2やMi Note 3、Mi 6が挙げられます。
Mi Max 2とMi 6が明るいf/1.8のレンズを採用したのに対し、Mi Mix 2は何らかの理由から少し暗いf/2.0のレンズを採用しています。
これはどういうことかというと、Mi Mix 2の方が暗い場所での撮影が苦手ということになります。
さらに厄介なのは、望遠カメラを備えていないことです。
これはおそらくコストカットの犠牲になったためだと思われますが、これは良い選択ではないと感じています。
なぜなら、ほとんどのユーザーはスマホのカメラの性能を重視している(少なくともカタログ上では)ため、それが原因でライバル他社に遅れを取ってしまう危険性をはらんでいます。
Xiaomi純正のカメラアプリは?
Xiaomi Mi Mix 2のカメラアプリには、”美しさ”、”パノラマ”、”チルトシフト”などをはじめとする様々な撮影モードが用意されています。
と同時に、ホワイトバランスや露出、焦点やISO感度を自由に調節できるマニュアルモードもあります。
一般的にはあらかじめ用意された撮影モードの使用で十分に明るく綺麗な写真が撮影できますが、それでも詳細設定が可能なのは魅力です。
なお、端末側面に用意されたボタンは、シャッターとしても使えますし、明るさの設定にも使用することが可能です。
動画の品質は?
最後に動画の品質です。
Mi Mix 2にはスローモーション撮影モードが用意されており、2,160p@30fpsと1,080p@30fpsを選択できます。
2,160pの動画は42Mbpsのビットレートでキャプチャされており、30fpsという堅実なものです。
4Kの品質は良いですが、最高というわけではありません。そしてMix 2はオートフォーカスの問題を抱えています。
稀に全くフォーカスされないまま、動画が撮影され続けるという問題です。
以下にMi Mix 2で撮影されたいくつかの動画を貼っておきます。
Mi Mix 2のカメラまとめ
明るい場所での撮影において、Mi Mix 2は非常に高いパフォーマンスを発揮します。
それは明るく細かいはっきりとした写真を撮ることができます。ノイズも少ないです。
色は一般的に正確に出て、ダイナミックレンジも同様に広いです。
オートフォーカスは問題を抱えていて、稀に奇妙な挙動をします。
ありがたいことに、その状態で再度ディスプレイに触れるとリセットすることができるので、困ったらそれを思い出しましょう。