Sony Xperia 10 実機レビュー:このお買い得端末は市場を独占するか

Sony Mobileは、Mobile World Congress 2019で3つのスマートフォンを発表しました。いずれもこれまで市場になかった21:9のアスペクト比のディスプレイを採用しています。

Xperia1はフラッグシップ機、Xperia10, 10 Plusはミッドシップ機に分類されます。

Xperia10はおよそ4万円、Xperia1はおよそ10万円。

半額以下で21:9の美しいディスプレイが手に入るなら…これが私たちが小型のXperia 10について抱いた最初の印象です。

Xperia 10のデザイン

  • サイズ:156mm x 68mm x 8.4mm
  • 重さ:162g
  • 防水加工:無し
  • カラーバリエーション:ブラック、シルバー、ネイビー、ピンク

SonyのXperia10は、Xperia1のゴリラガラス仕上げの代わりに金属製のユニボディを持っています。

(ユニボディ:故障や重量を減らすことを目的にネジなどの部品数を減らし、最終的には全てを1つの部品にまとめること。macbookなどが代表的)

丸みを帯びた角は美しく、フラットな背面はXperiaの象徴です。

Sony Xperia 10 実機レビュー:このお買い得端末は市場を独占するか

Xperia10 Plus、Xperia 1と同じく、Xperia10は背の高いスマートフォンです。

競合他社と比べてもはるかに背が高いです。

Xperia10 Plus、Xperia 1に比べると約1センチ低く、4mm幅が狭いです。それはより片手で操作することに向いています。

背面上部にはデュアルカメラがあり、SonyとXperiaのブランドロゴが中央と下部にあります。

前面には、セルフィー用カメラとスピーカーを配置する上側のベゼルがある以外は、ほぼ全てディスプレイが占めています。

おそらくそのディスプレイには、あなたが思っている以上に大きな面積があるということが言えます。

Sony Xperia 10 実機レビュー:このお買い得端末は市場を独占するか

本体の一番上には3.5mmのイヤフォンジャック、一番下にはUSB Type-Cとスピーカーがあります。

右側には電源ボタン、ボリュームボタンとカメラ起動ボタンがあります。

Xperia 10のディスプレイについて

  • サイズ:6.00インチ液晶ディスプレイ
  • アスペクト比:21:9
  • 解像度:フルHD+
  • HDR:非対応

Sony Xperia10は、Xperia1やXperia10 Plusよりも0.5インチ小さい6インチディスプレイが採用されています。

そしてXperia10 Plus同様のフルHD+の解像度とLCDパネルを採用しています。

つまり、Xperia10とほぼ同じ仕様のまま、縮めたものと言えます。

Sony Xperia 10 実機レビュー:このお買い得端末は市場を独占するか

そしてプレミアムなXperia1は、発色の素晴らしい有機ELを採用し、その解像度はXperia10, 10 Plusのおよそ4倍です。

またHDRに対応し、映像の色をより忠実に再現することができます。

Xperia10は、Xperia1, 10 Plusと同様のアスペクト比21:9のディスプレイです。

この比率は一般的なものではありませんが、スマートフォンにとっては新しいものです。

そしてこの比率は映画館のスクリーンで採用されているものと同じ、ということを考えると、このスマートフォンで見る映像はより没入感を感じさせるでしょう。

 

Xperia 10のカメラについて

  • メインカメラ:13MP + 5MP(デュアルカメラ)
  • セルフィーカメラ:8MP

仕様は異なりますが、Xperia10には10Plusと同じようにデュアルカメラが採用されています。

背景をぼかしたり、4K動画の撮影機能など、大型モデルと同様の機能があります。

ただし光学ズームは省かれています。

Sonyは以前もデュアルカメラを搭載したスマートフォンをリリースしていましたが、

一部のフラッグシップモデルのみの提供だったので、Xperia10のようなミッドレンジモデルに搭載されることは良いことです。

ちなみに今回のフラッグシップモデル、Xperia1にはトリプルカメラが採用されています。

 

Xperia10のハードウェア構成について

  • チップセット:Snapdragon 630
  • RAM:3GB
  • 内部ストレージ:64GB
  • 外部ストレージ:microSDカード対応(最大512GB)
  • バッテリー:2,870mAh

Sony Xperia 10 実機レビュー:このお買い得端末は市場を独占するか

SonyのXperia10は、Snapdragon630を採用しています。それはXperia10 Plusのチップセットより少しだけ性能が劣ります。

RAMについてもXperia10 Plusの4GBに対し3GBと減っています。

ただし内部ストレージ容量については同等で、最大512GBのmicroSDカードに対応しています。

その他モデルと同様に、Xperia10には”スタミナモード”がありますが、バッテリー容量はやや少ないです。

オーディオに関しては、他のモデルと同様に3.5mmのイヤフォンジャックがあり、ハイレゾ音源に対応しています。ただしSony Dynamic Vibrationシステムは省かれています。

Xperia 10のソフトウェアについて

  • OS:Android 9.0(PIE)
  • その他:マルチウィンドウUI、サイドセンス

Sony Xperia 10 実機レビュー:このお買い得端末は市場を独占するか

SonyのXperia10はソニー独自のUIソフトウェアをAndroid Pie上で動作させています。

それは長年の改善の末、はるかに洗練されてきています。

例えば21:9の大画面を利用するための新しいマルチウィンドウインターフェイスによって、2つのアプリを1つの画面上で実行することができます。

1つは画面の上半分、もう1つは画面の下半分というように。

 

Sony Xperia 10 実機レビュー:このお買い得端末は市場を独占するか

また、Xperia10にはXperiaXZ3に導入したSide Senceも採用されています。

これによって、頻繁に使用するアプリの呼び出しが簡単になり、片手での操作により最適化されました。

Xperia 10の印象

Sony Xperia1は、MWC2019で発表された3つのSony製スマートフォンの中で最も素晴らしいもので、現在の同社の最新最高の機能をすべて備えています。

ただしそれは、Xperia10を無視すべきだということではありません。

Xperia1のおよそ半値で、Xperia10はあなたの多くのものをもたらすでしょう。

確かに防水や高級仕上げや最新のチップセットは省かれてはいますが、最大の特徴である21:9のディスプレイを安価に手に入れることができることを考えると、それはあなたにとって有力な選択肢の一つとなるでしょう。