HTCは、サムスンやLGと並んでイギリスのAndroidスマートフォン市場でトップ3のプレイヤーとなり、2011年にはそのトップとなりました。
しかしそれ以来、HTCは徐々にその勢いを失っていっています。
もくじ
HTC U13の発売日
HTCの主力スマートフォンのリリース日は、最近の傾向から2019年第2Qと予想するのが妥当でしょう。
その根拠として、以下に過去のHTCの主力スマートフォンの発売日をまとめてました。
ご覧の通り、ほぼ1年に1回のペースで新しいスマートフォンがリリースされていることがわかります。
- HTC One X - 2012年2月
- HTC One M7 - 2013年2月
- HTC One M8 - 2014年3月
- HTC One M9 - 2015年3月
- HTC 10 - 2016年4月
- HTC U11 - 2017年5月
- HTC U12 + - 2018年5月
ただし、これらHTCのスマートフォンは、名前の付け方やリリース周期が頻繁に変わるため、正確な予想は難しいかもしれません。
しかし、2012年に発売されたHTC One X以降は、新しい端末をリリースするタイミングは年々遅れてきているのは確かです。
例えば、HTC U11とU12+の両方が5月に発表された一方で、HTC 10は4月に発売されています。
これはつまり、新機種のリリース間隔を一定に保ちたい!ってわけでもないんだなーということがわかります。
しかし、最近の傾向を考えるとHTC U13は2019年2Qに発表されると考えるのが妥当でしょう。
HTC U13の価格
HTC U13の価格は、少なくとも10万円を超えてくるでといわれています。
その根拠として、まずは最近同社がリリースしたスマートフォンの価格を見てみましょう。
- HTC U10:約8万2千円
- HTC U11:約9万4千円
- HTC U12+:約10万1千円
以上の通り、これらが示すのは過去数年間でHTCスマートフォンの価格が着実に上昇しているということです。
そして、HTC U13が10万円を超える価格で発売されるという予想は妥当でしょう。
また、HTCが今年5Gに全力を注いでいるという噂を考えれば、さらにその価格が跳ね上がることも容易に想像できます。
HTC U13のスペック、ハードウェア構成
海外のAndroid情報サイト「Phandroid」は、2019年はHTCがミッドレンジスマートフォンにより注力すると伝えました。
それに関連する噂によると、Snapdragon660クラスのチップセットが動作するHTC製スマートフォンが増えると想像できます。
しかし、すでに報道されたように、HTCは今年5G対応のハイスペック機がリリースすることを示唆しています。
もしHTC U13が今年5Gの世界に挑戦するのであれば、ほぼ間違いなくSnapdragon 855チップセットを採用するでしょう。
この次世代チップセットは、HTC U12+のSnapdragon 845よりもはるかに高速で効率的です。そして、5G対応のX50モデムも搭載されます。
HTC U13の主な機能
HTCは、2019年のスマートフォンに必要なのは5G、VR、AI、およびブロックチェーン技術だと語っています。
VRについては、Mobile VRはここ1〜2年で少し静かになってきましたが、HTCがHTC Viveで主要な商用VRプラットフォームの一つを支えています。
そして、ブロックチェーンについては、昨年末HTC Exodus 1をリリースしたことを思い出してみてください。
これは「ブロックチェーンスマホ」と呼ばれており、ビットコインとその他のアルトコインを取り扱うことに視点を置いて設計されています。
HTC U13のコンセプトビデオ
HTC U13はこうなるべきだ、と主張するいくつかのコンセプトビデオは、U13がミッドレンジのSnapdragon 660を搭載するべきだとしていますが、
他社の2019年のフラッグシップモデルは はるかに強力なSnapdragon855を搭載しており、Snapdragon 660ではそれらに太刀打ちできないのでは?
以下から見ることができるコンセプトビデオでは、次のハードウェアが搭載されるとしています。
- ディスプレイ:5.9インチの曲面有機EL
- メインカメラ:21MP+16MP(デュアル)
- セルフィーカメラ:16MP
- RAM:6/8GB
- 内部ストレージ:128/256GB
HTC U12+のカメラは、2018年にリリースされた多くのスマートフォンの中でも最高級のものだったので、もっと良いものがリリースされることを期待しています。